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■DISK-LOCKの自己締結メカニズム
DISK-LOCKは、片面に互いにかんごうする傾斜した歯と裏側に数条のクサビ状突起を設けた同一形状のワッシャー2枚を1組として使用します。
図のように、傾斜した歯を相互にかみ合わせるように取り付けると、裏側のクサビ状突起が結合金属およびナットを捉え、それぞれに固着します。
振動や衝撃によってボルトが伸びると、取り付けたナットは緩む方向に回り始めようとします。
DISK-LOCKワッシャーの歯の傾斜は、ボルトのネジ傾斜より大きく設計されているため、ナットと共に回転したときに生じるかんごう部の高低差は、増大する締め付け荷重となってナットに作用し、緩みを防止します。
またボルトに収縮方向の挙動が生じた場合、DISK-LOCKワッシャーの傾斜かんごう部は元の位置に戻ろうとする回転力を発生し、裏面のクサビ状突起によって捉えたナットを増し締め方向に回転させます。
※キャップスクリューを使用する場合は、必ずナット側に取り付けて頂きますようお願いいたします。
■製法と特徴
- DISK-LOCKワッシャーは、規格番号1010SPの熱間圧延鋼板コイルを自動金型プレスで打ち抜き、これを回転炉または振動炉に入れて約860℃で40分間浸炭焼き入れし、表面から0.1〜0.15mmを硬化させています。
- 焼き入れ硬度はHRC-45〜50に達します。
- 熱処理後、厚さ5〜8ミクロンの3価クロメートを施します。
- 水素割れを防ぐため約196℃で4時間にわたってベーキング処理を行います。
- 以上の工程により、DISK-LOCKワッシャーは芯部に延性を保持しながら極めて高い表面硬度を与えられています。
■DISK-LOCKの経済性
- DISK-LOCKワッシャーは、あらゆる等級・形状のボルト・ナット類(メートルサイズおよびインチサイズ)に使用できます。
- 同形状のワッシャーを2枚1組で使用するため、部品数を増やさず管理が容易です。
- 締め付けに高いトルクを必要としないため、専用工具や高強度(高コスト)ボルトが不要です。
- ナット側に取り付けられたDISK-LOCKは所定のトルクにより取り外しができ、繰り返し使用できることが出来ます。
■製品規格

- 標準製品は、肌焼鋼・亜鉛メッキ加工仕上げで4〜32mm(5/32〜1-1/4)までのサイズをご用意しています。
- SUS304製品は小口径についてはすべてご用意しています。大口径製品についてはご相談下さい。